つくる。くらす。社会がわかる。
道路をひいて住宅地を置くと、人が引っ越してきます。水は浄水場から、食べ物は田や港から、電気は発電所から。町がうまく回るしくみを自分の手で組み立てるうちに、教科書に出てくることばが「町で起きていること」として頭に入ります。始め方はシナリオモードと自由モードの2つ。学ぶ内容は39分野・696ミッションで、小学校の社会(4〜6年)と、中学受験の社会のうち地理と公民をあつかいます。



始め方を2つから選べます。どちらを選んでも、39分野・696ミッションの学習はそのまま遊べます。モードごとに5つのセーブがあるので、別々の町を並行して育てられます。
道のそばに家を建てる、川に浄水場を建てる、地下に水道管を敷く、店を開く、電気を届ける——12の段階を順に進むうちに、町が動くしくみがわかります。いま何をすればいいかは画面が教えてくれるので、はじめてでも迷いません。段階をクリアすると、次に使える施設が開きます。

はじめから131種類すべての施設が使えます。資金を無制限にすることもできるので、作りたい町をそのまま作れます。大都市・緑の町・産業の町から、めざす町のかたちを自分で選べます。

社会の勉強としてだけでなく、まちづくりそのものがしっかり遊べます。住宅が育ち、区域が埋まり、地区が広がっていきます。
水や電気が届き、学校や公園がそろうと、家は集合住宅から超高層住宅まで6段階で育ちます。店も、近くに住む人が増えれば商業ビルへ。住宅・商業・工業の区域を指定すれば、需要に合わせて建物のほうから建ちます。道路が混んできたら、バスや鉄道で人を運びます。

中心地区からはじまり、となりの地区を開発していくと、町は最大9つの地区まで広がります。地区がつながるほど、動かす人とものの量が増えていきます。

「にぎわう町」から「摩天楼の都市」まで、めざせる目標が7つ用意されています。人口を増やす道もあれば、自然と暮らす都市や産業の都市をめざす道もあります。

はじめは、道路と住宅地だけの小さな町。水をどこから引くか、食べ物をどこでつくるか、ごみをどこへ運ぶか——必要になってはじめて、その施設を建てます。社会科で習う順番ではなく、町が困った順番で学ぶことになります。
道路・線路から、浄水場・下水処理場・発電所・田・畑・漁港・工場・港・市役所・学校・病院まで。建設の画面では施設を名前や使い方で探せて、建てる前に予定地と費用を確かめてから決められます。水や電気が足りない家は、地図に出るマークを押せば直し方がわかります。置き間違えても元に戻せますし、建てたあとにこわして配置を考え直すこともできます。

等高線と色分けで標高が見え、川がどこを流れ、道がどこを通っているかを重ねて確かめられます。川から浄水場、水道管、家まで、水が届くしくみを図で追うこともできます。2本の指で拡大・縮小できるので、町全体と手もとを行き来しながら読めます。教科書の地図記号や等高線が、そのまま自分の町の読みかたになります。

住民税・固定資産税・社会保険料をいくらにするか、社会保障・公衆衛生・社会福祉にいくら配るか。決めた予算で、次の年の町が動きます。公民で習う「税の使いみち」が、数字と結果のセットで残ります。

ミッションは「読んで覚える」ものではありません。町で実際にやってみて、結果を地図で確かめて、最後にクイズで仕上げる——この3つの順番で進みます。
浄水場で水をきれいにして水道管で家まで届ける。高知の温室で冬のなすを育てる。部品をつないで自動車を組み立てる。手を動かす仕事として体験します。
やったことが町のどこで、どう効いたのかを地図で見ます。産地や工業地帯の位置が「なぜそこなのか」とつながります。
最後に確認問題。体験したあとなので、ことばだけを覚えるのとは手ごたえが違います。まちがえた問題は復習にまわります。
高知の温室で冬のなす、長野の高原で夏のレタス、十勝の輪作。漁場と許可を確かめて出港する。瀬戸内で鋼材から貨物船へ。輸入した原料を製品にして、港から海外へ——「どこで、なぜ、その作り方なのか」を、順番に手を動かして確かめます。

体験のあとに短いクイズ。選んだあとには、なぜそうなるかの説明が出ます。まちがえた問題は復習に入り、あとからもう一度出題されます。

町が育つのを待たなくても大丈夫です。「単元を選んで学ぶ」で分野をえらぶと、その内容に必要な施設と道路がそろった町が用意されます。ことばや県の名前で探すこともでき、ふだんの町とは別に保存されます。
「水とくらし」「農業」「国会」——学校で今やっているところ、受験で苦手なところだけを選んで、そのミッションとクイズに取り組めます。ことばで検索もできるので、教科書に出てきた語から入れます。

39分野それぞれの進み具合が、地理・公民・応用に分かれて一覧になります。どこが終わっていて、どこが手つかずなのかが数字で見えるので、やることを自分で決められます。4年(くらしと日本)・5年(産業と国土)・6年(政治とくらし)の学年コースを選べば、その学年の分野からおすすめが出ます。

おもな分野は次のとおりです。このほかに、資料・計算、経済とくらし、時事の調べ方といった応用の分野があります。
地理
公民
このアプリに入っている範囲 ― 地理と公民をあつかいます。歴史(通史)は入っていません。町の予算や数量は学習用の模型で、国や都道府県の公表統計とは区別して表示しています。学校別の出題や最新の時事は、過去問や資料でおぎなってください。
町づくりとは別に、地理だけで遊べるミニゲームと図鑑があります。どちらも無料の範囲で遊べます。
「銚子で利根川が太平洋にそそぐ」「甲府盆地がある」「京浜工業地帯の中心」——特色の手がかりを読んで、それがどの都道府県かをあてると、その土地が自分の陣地になります。ターン制で、少ない手数でどこまで日本を取れるかに挑戦します。

形・県庁所在地・特色がカードになった図鑑。地方ごとに並び、どこまで覚えたかが数で残ります。世界の国ぐにも同じように調べられます。

画面の漢字にはすべてふりがなが付きます。ことばの説明もその場で読め、「いま押すのは これ」と次にやることを画面が教えるので、はじめてでも迷いません。
社会は覚えることが多い、と言われます。でも、水がどこから来て、食べ物がどこでつくられ、税が何に使われているかは、町を動かしてみればつながった話になります。覚える前に、まず町をつくる——そういう一本を作っています。