手紙を交わし、和歌を詠み、漢文を訓(よ)む。敬語・助動詞・和歌の修辞から、漢文の訓読・句法・故事成語まで——“読む”のではなく“その場に居合わせて”覚える、古文漢文の学習ゲームです。



舞台は平安の宮廷。あなたは蔵人・女房として、日々届く文に返し、和歌を詠み、漢籍を読む。文法や敬語は「覚えるべき知識」としてではなく、その場を切り抜けるための“武器”として立ち現れます。古文編・漢文編の二部構成。好きな方から遊べて、集めた語彙帖・敬語帖・歌集は共通です。
正解を場面に直書きせず、相手との身分差から「要る敬語」を導いて突き合わせます。謙譲・尊敬・丁寧の使い分け、帝には「奏す」・中宮には「啓す」の絶対敬語、二重敬語まで。出世して位が上がると身分差が縮み、同じ相手への正解が物語の後半で変わることもあります。

故事の暗記では解けません。一の段は返り点(レ点・一二点)つきの白文を読む順に字を押す——置き字は押さず、再読文字は二度押す。二の段でその場にふさわしい句を選ぶ。選択肢に日本語を出さないから、勘では当たりません。採点は訓読四割・引用六割。

願望の終助詞、「る・らる」の四義、「べし」の六義、推定の助動詞の識別——関係が深まると届く私信が、本編で扱わない論点を受け持ちます。和歌は実在の名歌の正解組み合わせで、掛詞・縁語といった技法を句を選びながら体で覚えます。

集めた語彙帖・敬語帖・歌集・人物帖はいつでも見返せます。出題範囲は台帳(古文54項目・漢文29項目)として定義し、担当のない項目があれば自己点検で弾かれる仕組み。物語で足りない範囲は、書き下ろし237問+活用表からの自動生成の補習が受け持ちます。

好きな方から遊べます。進行は別々、集めたものは共通です。
| 古文編(長月〜睦月) 13日/21場面 |
用言の活用/助動詞/助詞/係り結び/敬語/呼応の副詞/和歌の修辞/古文単語/古文常識/文学史/読解 |
|---|---|
| 漢文編(神無月〜師走) 6日/10場面 |
訓読(返り点・置き字)/再読文字/句法15種/語彙・人称/故事成語/漢詩/思想と史書 |
※ 物語で扱いきれない項目は補習が担当します。「網羅」は自己点検(担当のない項目があれば不合格)で毎回検証しています。
古文・漢文の暗記が続かない人へ。平安宮廷の物語を進めるうちに、敬語も助動詞も漢文の訓読も、“出来事の記憶”として残ります。